モウ山 ウシ象さんのブログ

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望91

各国の緩和スタンスは、FRBはQE3。ECBは、現状維持。日銀は、お付き合い。

ユーロ>円>ドル。または、円>ユーロ>ドル。日銀政策発表後、円が買われたのは、日銀の政策に対する警戒感から、円が売られただけで、日銀の追加緩和の発表ののちに、円が売られたようであるが、結局は、続かず、ふたたび、円高に相場が動いたというところであろうか。

先週は、少し気になるニュースがでた。ギリシャの債務の元本を削減する可能性があるとのことである。どのみち、ギリシャは、自力で、市場から、資金を調達できないので、借金を踏み倒そうが関係ないということであろうが、他のポルトガル、スペイン、イタリア、アイルランドの国債の価格に対する影響はどうなるか。

おそらく、他の国の国債の利回りは、上昇することだろう。

今週からは、FRB、ECB、日銀(おまけ)の金融政策は出そろったので、重要指標中心の相場展開というところか。

火曜日、木曜日、金曜日にアメリカの重要指標が出るので、相場が動く可能性がある。トレンドと逆に動くのであれば、そこで、逆張りである。

すでに、QE3は決まっているので、ドルは弱含みそうである。重要指標で、アメリカの指標が弱ければ、さらにドルが売られることになりそうである。あとは、ユーロ圏のニュースで、現在、比較的、落ち着いているが、ECBが、さらに、緩和姿勢を強めそうな状況に陥れば、ユーロは、下落を始めることになるだろう。

ウシ象、思うに、外貨の相場の動きは、木を見て森を見ずでは、動きを読みにくい。

では、何が森で、何が木か?

森は、中央銀行の政策である。木は、重要指標、および、経済ニュースなどであり、気が集まれば、森になるのである。

<為替相場>

ドル円    77.2079.20

ユーロ円   99.20103.20

ユーロドル  1.27201.3220

金融政策は出そろったので、しばらくの間は、現状のトレンドで動きそうである。円高。ユーロ高。ドル安。円とユーロとの強弱が難しいところである。

資源国通貨も難しいところで、上げ下げが読みにくい。難しいところで、ポジションはとる必要なしである。

ユーロが、いつものように、1.5000まで、上げそうに見えるが、ECBは、景気悪化で、追加緩和しそうなので、そこまで、上げないのではないかと考えているところである。

<株式相場>

日経平均    88009200

証券アナリストが好き放題なことを言い始めている。日経平均10000越えの声もかまびすしい。騒ぎ出すと、最後のひと上げで、少し下げて、横ばい、それから、下落。いつものパターンになるかである。

 

オリジナル長編アニメ映画

「マゾの宅急便」

 

「マゾ子さん、マゾ子さん」

「うるさい。この糞ブタ野郎」

 

お父さん。お母さん。

荒縄で縛られたり、縛ったり。

鞭でたたいたり、たたかれたり。

ろうをたらしたり、たらされたり。

犯罪に巻き込まれたり。

いろいろあったけど、わたしは元気です。

2件のコメントがあります
  • イメージ
    鬼瓦 厳蔵さん
    2012/9/24 18:39

    勉強になりますm(_ _)m

    先週のユーロ売りと日経平均先物の売りさすがですね!

    モウ山先生の考察はプロと同じなので、とても勉強になります。

    森と木のお話、分かり易くて良いですね。

    自分は100%テクニカルでトレードし、

    破産しないための計算式で資金を管理しているのですが、

    ある程度森を見ることは必要だと思え、

    優秀な方々のコメントを読んで、学ばせてもらっています。

     

    ECBが10月に利下げするのでは?との噂が流れているので、

    欧州の重要経済指標が悪化すればユーロ売りが強まりそうです。

    それから、ドイツの経済指標は良くてあたりまえなので、

    ドイツが悪化すれば売りが強まると市場では見られているようです。

    今の所ユーロの買い材料はスペインが債権購入を要請の場合くらいでしょうか?

     

    プロの方々はユーロの次ぎのステージは下だと言っていますが、

    モウ山先生はユーロドル相場の短期と中長期は、

    今の所どのように見ておられますか?

     

    マゾの宅急便・・・なるほど(笑)

    魔女の宅急便の主人公の魔女修行はある意味マゾいのかもしれない。。。

    と思えてきました^^;

  • イメージ
    モウ山 ウシ象さん
    2012/9/30 23:59

    ユーロの上げ下げは、ユーロ圏の景気動向次第と考えています。

    為替の取引は、相対的なものなので、ECBの政策のほかに、FRBの動きにも注意する必要があると考えています。

    アメリカのほうが、景気の回復?がはやいと考えています。

    現状では、QE3につづき、QE4の実施もありうるということなので、ユーロが、1.2800~1.3000でうろちょろしているのではないかと考えています。ユーロの戻りは、1.3200あたりかなと考えています。

    短期は、横ばい。あげて、1.3200あたり。

    中長期は、下げで、1.2000割れもあるかと考えています。

    スペインが、ECBに泣きつくことが、ユーロ買い要因というのは、イメージしにくいので、スペイン関係で、上げがあれば、売りたいと考えています(ただし、ロスカットを入れてですが)。

    ただし、年末は、ユーロのポジション解消も出る可能性があり、前年のようになる可能性もあるので、注意が必要と考えています。

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