愛知県警の警部補が酒気帯び事故 パトカーに追突

[arama-さん]

　名古屋・東署刑事課の男性警部補（５３）が愛知県江南市で、酒気帯び運転の状態でパトカーに追突する事故を起こしていたことが、県警関係者への取材で分かった。県警は道交法違反（酒気帯び運転）の疑いで書類送検する方針で、懲戒処分も検討している。

　県警関係者によると、事故は１９日午前に発生。警部補はミニバイクを運転中、江南市の交差点で信号待ちしていた江南署のパトカーに追突した。パトカーのバンパーに傷が付いたが、双方にけがはなかった。

　警部補から酒のにおいがしたため、署員が現場で検知したところ、呼気１リットルあたり０・１５ミリグラム以上のアルコールを検出した。警部補は休日で、自宅で酒を飲んだ後、近くのスーパーへ買い物に向かう途中だったという。

　愛知県警では今月１１日未明にも、知多署刑事課の３０代の男性巡査部長が名古屋市中川区で、酒気帯び運転で人身事故を起こしたばかり。７～９月に脅迫や銃刀法違反、覚せい剤取締法違反などの容疑で現職警官が４人逮捕され、不祥事が相次いでいる。