「人の行く裏に道あり花の山」

[東証一部.comさん]

というのは、投資の世界に入った人間なら誰もが耳にする格言だと思います。今世の中はグローバルな戦略を打ち立てなければならない！とか、グローバル人材を求めているのだ！とか、そういう論調が多いと思うのですが、"だからこそ"、半径４キロメートル（一里）な生活圏だけに徹底的にサービスを付加するというのを大事にしたいな、と、極東の地方都市で零細企業を営む自分は考えるわけです。ところでこの『だからこそ』という言葉、使うためには一本筋の通った信念があればこそ、活きるのだなぁと、思うようになってきました。筋の通った信念があれば、「だからこそやるのだ！」と常に行動することができる、と思います。そして、「だからこそ、これだけは絶対にやらない！」という選択肢も創りだすことが出来ると思う。「しない」でも「できない」でもなく、「やらない」という選択肢。自らの意思、つまりは「信念があるから、そういうことはしない」というのが「やらない」「信念があるから、それをするのだ」というのが「やる」というというか、グローバリゼーションには、「世界中からここに人が集まってくる」というベクトルもあると思うので、「ここに骨を埋める」という覚悟を持つことも屁理屈というかへそ曲がりかもしれませんが、グローバリゼーションの一つの形、現れなのではないかなぁ、なんて思うのです。「する」と「やる」、「しない」と「やらない」の違いはここを参照