LONERさんのブログ
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iPhone4 の電源ボタンがきかない場合
ちょっと前の話だが、メモしておく。
友人のiPhone4が壊れた。電源ボタンがきかないのだ。いや、聞かないというより陥没といったほうが現実に近い。陥没してしまっているため、押すことができない、そして反応しない。
これはチャンス、ということで、分解してみることにした。ちなみに、修理は7000円かかる。(そしてその友人は数日前に8000円も出してろくでもないiPhoneケースを買っていた。)
センサーフレックスケーブル
よくよく調べてみると、センサーフレックスケーブルというのが原因らしいとわかった。iPhoneではよくあることらしいのだ。電源ボタンの裏側に位置しているセンサーフレックスケーブルのゴム部分がポロリととれてしまい、電源ボタンとケーブルの間に隙間ができる。ゴムがないので電源ボタンを押してもケーブルに伝導しない。
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分解・修理
まずはセンサーフレックスケーブルを手に入れる。上の画像は現在楽天で売られているもの。取り扱っているショップはいくつかある。これで1300円程度。
分解の方法はiFixitというサイトに載っている(http://www.ifixit.com/)。さて、必要なのは特殊ドライバとノーマルドライバ。
#00 のプラスドライバと同じくらいのサイズのマイナスドライバをそろえる。特殊ドライバはかなり小さいのでなかなか売っていないが、大阪日本橋のシリコンハウス(だったと記憶している)で購入できる。なかったら店員に「どこの店にありそう?」ときいてみれば教えてくれる。プラスドライバとマイナスドライバはだいたいの家にあるので、ここまでで交通費+1000円ぐらい。急いでいたらしいので買いに行ったのだが、急ぎでなければ楽天で買うのもよい。
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iFixit に記載のとおり、この分解はレベルが高い(難しい)。というのも、センサーフレックスケーブルを取り出すためにはいくつもの部品をいったん取り外す必要があるからだ。もうちょっとわかりやすくいうと「めんどくさい」ということになる。分解時に取り外したねじは、わかりやすくガムテープに逆さにしてくっつけておくとかしないとなくなるので注意。
やはり原因はセンサーフレックスケーブルのゴムがなかったということでした。
無事交換を終え、修理成功。センサーフレックスケーブルそのものを交換しなくても、輪ゴムを小さく切るとかして、黒いゴムの代わりになるものをつくり、接着剤でくっつければよかったのではないか? と思っている。
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