本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【ECB定例理事会に注目】
日中取引時間は、国内外とも欧州中央銀行(ECB)理事会を控え模様眺めとなっている中、前日比変らずの4278円で寄り付く。その後は、ドル安・ユーロ高を背景にNY時間外の上昇ともに値を切り上げ、結局前日比29円高の4307円で終了。

5日のNY市場は、様子見姿勢の中利益確定の売りにより小幅安の前日比2.0ドル安の1694.0ドルで終了。

本日開かれるECB定例理事会では、積極的な債務危機対策を打ち出すのではとの期待が高いが、反面、理事会後に発表する声明に対する失望が広がる可能性もありえることを念頭に入れておかなければならない。結果を見極めたいという状況にかわりはなく、それまではポジションを大きく取りづらい地合いである。また、7日の米雇用統計の発表も控えており神経質な取引展開である。

本日夜間取引時間は、21：30予定の欧州中央銀行記者会見次第である。期待通りの具体策が提示されるか、ドラギ総裁の発言を見る限りは失望させる声明にはならないと思えるが。また、21：15には7日の雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告があり、非農業部門就業者数の増加幅が注目される。


夜間取引レンジ　4,284～4,338円

中川