大手食品会社「明治」が製造・販売しているプリンの商品で原料に含まれている微生物のために風味が悪くなったとして、およそ23万個が自主回収されることになりました。
明治が自主回収するのは、全国で販売している「明治ミルクプリン超BIG200グラム」で、賞味期限が今年9月14日までの商品およそ23万個です。食べた人から「苦い味がする」という指摘を受けたため検査したところ、原料のメープルシロップに含まれている微生物が温度10度以上の環境に置かれて増殖したために風味が悪くなったとみられます。
食べた人のうち、これまでに4人から「お腹が痛くなった」という報告があったということで、明治ではこの商品の販売を休止するとともに、再発防止策として原料などを見直すとしています。
(30日20:10)