本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【追加金融緩和第3弾に言及する?しない？】
28日の東京金相場は反落。週明け27日のNY金相場は3営業日続伸。約4カ月半ぶりの高値となったものの、NY金時間外取引が最近の上昇に対するポジション調整の売りに押されて10ドル強下落し、1,660ドルの攻防をしている事と為替相場の円高基調を背景に下げ幅を拡大する展開となった。

27日のNY金相場は、欧州が域内景気の下支えに向け措置を講じるとの観測とバーナンキFRB議長の講演を控えて追加緩和への期待が根強く、金は再びインフレヘッジとしての買いを集めて3営業日続伸となった。しかしその後は、欧米の最終的な内容を見極めたいとの観測から上値は重たくなった。結局はバーナンキFRB議長の講演待ちとなっている（追加金融緩和第3弾に言及するかしないか）。

本日は、ユーロ圏7月マネーサプライM3（17：00）、米6月S&P/ケース・シラー住宅価格指数（22：00）、米8月消費者信頼感指数（23：00）、米8月リッチモンド連銀製造業指数（23：00）の経済指標の発表に注目する。

夜間取引レンジ　4,155～4,231円


池末