
庄原よいとこ祭が26日開かれ、庄原市東本町の上野池では、手作りボートレースがあった。約800人が見守る中、14隻が個性とスピードで勝負を繰り広げた。
昨年、17年ぶりに復活した祭りの名物企画。池に架かる弁天橋下を発着する300メートルのコースでタイムと船上パフォーマンス、船のデザインを競った。沈没したり、オールを落として遅れたりしたチームが、ひときわ熱い声援を受けていた。
総合優勝はえとの辰(たつ)にちなんだ竜の頭をあしらった小林建設の「昇龍丸」。チームリーダーの入江俊雄さん(43)は「元気なパフォーマンスを心掛けた。来年は連覇を狙う」と笑顔を浮かべた。