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スマート家電で脱原発!
ここのブログに加筆してみました。パナソニックのスマート家電のニュースを見た。ネットの評判はあまり良くない良くないというか、ダメ出しされまくりな感じである。こんなツイートばかり読むと、開発者の方や企画を立てた人の精神が壊れてしまいそうなので、心配だ。でも違う!スマート家電の素晴らしさが絶対にある!リリースしたスタッフの皆さんは、もっと自信を持っていい!なぜなら、そのすばらしさは、『全てのライフログを残す』という方向性で達成されるからだ!!全ての家電をネットワークにつなぎクラウド化すると何が起こるのか?「ライフハックが始まる」そう、ビジネス・パーソンの好きなライフハック。あれである。ライフハックを語るときに、まず第一に来るのが「ライフログ」つまり行動記録をするということだ。で、このエントリーでは「家電=電気を使う全ての物」という認識で話をすすめます。ドライヤー、電動歯ブラシ、電気ヒゲソリ、トイレの照明、お風呂の照明、玄関の照明、全ての電球、電気給湯器、電気ポット、こたつ、電気カーペット、掃除機、IHジャー、そして乾電池、およそ電気を使うもの全てをネットワークして、オンオフ情報や、どのくらい使ったかを坦々と記録していくのが、この「スマート家電」の本領なのではないか?ですから、生活するときに使用するもの全てに、加速度センサーを取り付けるというのも、一緒に行われる必要があります。ドアの開閉を感知するセンサー、トイレットペーパーのホルダーにつけたセンサー、階段の上り下りを感知するセンサー、包丁をどのくらい使ったか感知するセンサー、引き出しの開け閉めを感知するセンサー、押入れの出し入れを感知するセンサー、猫のタマがトイレで猫砂をどのくらい散らかしたか感知するセンサー、椅子につけたセンサーは週にどのくらい食事をしたか感知し、お皿に内蔵されたセンサーは、どんな料理を作ったかのログとリンクされ、人が生きていく上で、動くもの全てにセンサーを取り付ける、そうすると、日々ただ生活するだけで、生きてるだけで、ライフログが蓄積されるわけです。記録マニアのの大橋 悦夫さんなんかが鼻血を出して喜ぶくらいの未来がそこにあるわけですよ!でもって、それが一軒だけでなく、地域全体、街一つ、人口が30万人くらいの中核都市で導入されれば、その都市で利用される、電気の需要データがクラウド化されて、本当の意味でのスマートグリッドが実現するかもしれないとそんなことも、考えると結構わくわくする。ですからパナソニックさんには、「その向こう側にある構想」をドバーーーと大風呂敷を広げていただきたい。本当の意味で「全ての家電がスマートグリッドに組み込まれた未来」をビジュアルチックに表現して欲しいですよ。パナソニックが担うべき「家電のクラウド化」というのは、「顧客の囲い込み」なんてな、ちんけな戦略ではないのですよ。「それは人生のクラウド化」「生活するだけでライフログ」その向こうにある、「人生のマネジメント」が簡略化されるわけです。そうなると多分、メタボな人は、健康的に、太り過ぎを気にするあなたは、スッキリと、タイムマネジメントだって、可視化されてさらに効果が出てくるのです。つまり、外からスマホでエアコンのスイッチを入れたりお風呂のお湯を張ったり、クラウドサーバー経由で洗剤や柔軟剤の量や衣類や汚れに合った洗濯コースを選択したり、そういうことは、どっちかというとプラスアルファーというか、「まぁ、そういうこともできますよ」ぐらいの、軽い気持ちというか、むしろどうでも良いことであり、「全ての電化製品(家電のみではない)がクラウド化する」ってことで、世界がどんなふうに変わるのか!そういうことを考えると、なんだか、本当に「ヤバイ未来」がそこにあるかもって思った。とりあえず、松下産業創業の地である、大阪市福島区(人口約7万人)をモデル地域として地域内全ての電化製品すべてをクラウド化したら、本当にスゴイ未来がくるかもよ。ちなみに、それは、「HAL9000が、そこかしこにあるような生活」になるんではないだろうかって気がする。そういう事を踏まえた上で、パナソニックさんのオフィシャルページを覗いてみた。(´Д` ) ちょっと、がっかり、そういう未来が全然謳ってなかった。もったいないですよ!エコナビ率とか、そういうのは、クラウド化することで、発電ピークをコントロールするとか、まさしくスマートグリッド化の恩恵があるのだ!むしろそちらを全面に出してですね!「日本中の家電がスマート家電になれば、脱原発も可能!」ぐらいのというか、動画の再生回数が今のところ219回っていうのは、大企業としてどうなんだろう?頑張って欲しいです。
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