日中取引時間は、NY時間外相場が安かったため手じまい売り先行、前日比6円安の4140円で寄り付く。その後は、NY時間外の上昇とともに買い戻しが入り一旦は、プラス圏に浮上するも円高進行に上値は押さえられ結局前日比3円高の4149円で終了。
20日のNY市場は、主要中央銀行の政策決定待ちで様子見が強く薄商い。独自の材料に欠け方向感の定まらない展開が続いている。根強い欧州不安を巡り思惑が交錯し、リスク回避モードである。また、米金融当局による追加金融緩和観測も手がかりがつかめず、22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公表や、来週予定されているバーナンキFRB議長の講演の内容次第となっている。
そのため、それ以前には動きづらく発表待ちである。夜間取引時間は、日中同様に狭いレンジ内取引と思われる。
夜間取引レンジ 4,133~4,175円
中川