本日の夜間立会見通し

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

金【レンジ内でのカウンタートレードが有効か？】
日中取引時間は、前週末17日のNY市場が上昇したことや、円安を背景に手じまい買い先行でスタート、前日比5円高の4144円で寄り付く。その後は、円安進行とともに上げ幅を拡大するも、買いが続かず結局前日比6円高の4145円で終了。

17日のNY市場は、新規の手がかり材料難の中、独メルケル首相の欧州債務危機対策の強化について前向きな発言を好感しユーロ高・ドル安となったため、ドル建ての金は割安感から買われた。ただ、８月のミシガン大消費者信頼感指数と米コンファレンス・ボード景気先行指数が、堅調な内容だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加金融緩和に動く可能性が後退との見方が広がった。そもため、上げ幅は限定的であった。引き続き当面は、ECBの支援策への期待感と主要中銀の政策決定待ちとで、比較的しっかりとした動きと思われる。

本日夜間取引時間は、主要経済指標の発表もないため、手がかりに乏しく現状水準でのもみ合いの取引が予想される。

夜間取引レンジ　4,132～4,166円

中川