
大田市の夏祭り「天領さん」大田会場で11日、特産の石州瓦を使ったドミノ倒しが14年ぶりにあった。市などでつくる実行委員会の主催。祭りの象徴となるイベントを復活させ、市中心部のにぎわい創出と地元産業のPRを図る狙い。
島根大田青年会議所会員が中心になり6月から計画。市内の業者が製造した赤茶色や黒の瓦1500枚を用意した。30人が2時間かけ、中心商店街に等間隔で200メートル並べ、カウントダウンを合図にスタートした。
瓦はカランカランと軽快な音を立てながら次々に倒れ、1分ほどですべて倒れた。沿道の市民たちは歓声を上げたり、カメラを構えたりして瓦のドミノ倒しを楽しんでいた。
【写真説明】軽快な音を立てて倒れる石州瓦を眺める市民たち