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UBIC、第1Qやや低調でも拡大基調不変

[アナリストの眼]株価反発場面近いUBIC、第1Qやや低調でも拡大基調不変

9時59分配信 サーチナ

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120813-09593040-scnf-stocks

【今この銘柄】

 企業向けに訴訟支援サービスや電子証拠開示支援サービスなどを展開するUBIC (東マ)は9日、今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期=第1Q)連結業績を発表した。

 売上高は前年同期比18.3%増、営業利益は同17.1%減、経常利益は同21.8%減、純利益は同12.0%減と、増収ながら減益だった。主力のeディスカバリ事業では国際的行政調査の新規案件受注などが寄与した。子会社のリーガル/コンプライアンスプロフェッショナルサービス事業も順調だった。ただし、米国での認知度向上に向けた先行投資負担などで、減益となった模様だ。

 通期については前回の会社予想を据え置き、売上高は前期比16.9%増、営業利益は同5.4%増、経常利益は同4.1%増、純利益は同3.4%増としている。米国の法律事務所とのジョイントマーケティングや拠点新設の効果などで、増収増益の見込みとしている。年間配当についても前回予想の50円(期末一括50円)を据え置いた。

 通期会社予想に対する第1四半期実績の進捗率は、売上高が22.0%、営業利益が20.7%、経常利益が19.3%、純利益が21.8%で、やや低水準となった。

 ただし市場環境は良好だろう。グローバル展開する日本企業が、特許、知的財産権、製造責任(PL)、価格カルテル、不正会計処理などに関連して、米国で訴訟に巻き込まれるケースは増加傾向である。このためディスカバリ(証拠開示)支援サービスの市場は、中期的に拡大基調が期待されるだろう。米国での知名度向上や営業強化が軌道に乗れば、収益拡大に弾みがつきそうだ。

 株価の動きを見ると、6月以降は概ね6000円台で推移していたが、第1四半期業績を発表した翌日の10日には、前日比920円(15.1%)安の5160円まで下落する場面があった。第1四半期業績の減益が失望感につながった。ただし、7月24日に付けた年初来安値5010円を割り込まず、終値では前日比550円(9.0%)安の5530円まで戻している。

 10日の終値5530円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS442円03銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回りは0.9%台、実績PBR(前期実績の連結BPS890円70銭で算出)は6倍台となる。

 週足チャートで見れば、13週移動平均線が圧迫して6000円台でのモミ合い展開から下放れた形となったため、当面は下値固めが必要だろう。ただし日足チャートで見れば、大幅下落した10日は下ヒゲを付けた陽線となり、失望売りがほぼ一巡した可能性もあるだろう。指標面には割高感がなく、市場拡大の恩恵が期待されることも考慮すれば、反発の場面がありそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120813-09593040-scnf-stocks
最終更新:9時59分配信 サーチナ
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