現状では小泉元首相は高い評価を受けられています。
その理由は、有言実行で、財政再建、規制緩和、郵政改革、消費税増税はしない等、国民が受け入れやすい政策をとられた為、多くの支持が得られたものと考えられます。また、国内外の好景気循環にも恵まれたました。さらに竹中さん、高橋さん等多くの有能な方々を参謀とされ、官僚との長い信頼関係により、殿様的采配でも上手くいきました。
一方野田首相は、選挙公約で任期中には消費税増税はしないと言っておきながら、法案を成立させ為、野党議員、マスコミ等から批判され、国民の支持率は低下しています。
また、国民が現状の景気悪化、格差拡大、原発問題、復興の遅れ、今後の増税等で不平不満を政府にぶつけているのはやむを得ないところが有ります。
しかしながら、国内外で難題が山積している現状において、対応できるのは野田首相以外には考えられません。世界でもトップレベルの評価を得ているものと思います。
私は現状の国民の評価は短期的なもので、時の経過とともに、政策の実績が評価され、国民の支持率は上昇するものと考えます。特に選挙直前に誰を総理大臣にするかを考えた場合、野田首相の支持率は急上昇する可能性があると予想します。
追伸
何事も方針決定までは自由に多くの意見を聞き、議論を尽くす必要がありますが、方針が決定した場合は、たとえ自論と異なる結果になっても、その方針に向かって協力する必要があります。そのような当たり前のことが出来ない未熟な国会議員の方々は早く排除すべきだと思います。
スポーツでも同様に、10人中1人でも自分勝手な行動をとる人が出た場合戦力は半減します。
日本株については先週証券自己は現物株で底値圏にあるものを大量に売っている可能性が有り、今週は格下げラッシュになるかもしれませんが、押し目買いのラストチャンスの可能性があると予想します。