ユーロ危機でユーロ圏の長期金利がよくニュースに顔を出しますね。
しっかし、単独で利回り*%とか出されても、ピンとこないものですよね、イマイチ。
ユーロ圏内でドイツ低、PIIGS高って言われても…。
そこで今回は、世界の長期国債、利回りウォッチ
8/10~8/11あたりの10年債利回りを表にして見ました(上のグラフ参照)
データ取得元はこちら↓国債投信(ロイター)より
http://www.kokusai-am.co.jp/fncj004/mktInfoDetail.do?type=2
俗に7%が危険水域と言われていますが、
新興国の代表BRICsであるインド、ブラジル、ロシアはその水準を超えています
イタリア、南アはそろそろ7%に届きそうな水準
もちろん成長性や経済、人口構成など様々な点で違いがあるため、
先進国と新興国を単純に比べることはできません。
(元々、ブラジルやインドは金利が高く、インフレ傾向が強いですから。
なにせ、インドでは貯金よりもゴールドを買って財産を守るお国柄ですし。)
逆に言うと、先進国でイタリアが特出している事が一目で分かりますね。
国債の金利が上昇すればそれだけ国の資金調達が難しくなります。
通常、資金調達が難しくなれば、自国通貨の発行量が増えて高インフレへと繋がるのですが、
ご存知の通り、ユーロと言う運命共同体のため、
良くも悪くもブレーキがかかっています
そしてもう一つ目に付くのが、10年債にもかかわらず1%を切っている日本
外国からの購入が増えたとはいえ、
日本国債の消費先は主に国内の金融機関(銀行、生保等々)。
この現状をどの様に見るかは、書くと長くなりそうなので
皆さんにお任せしましょうか(^^;)