ひとつは労働環境がどうなのよってネタと、もう一つはアイフォンのパクリネタに関して。
では、労働環境ネタから。
http://www.gizmodo.jp/2012/08/post_10704.html
”アップル製品の工場ラインにおける労働環境が酷すぎるだなんて指摘がFoxconnに対して度々なされてきましたけど、なんだかサムスンも似たようなことをしてたりするのかもしれませんよね。少なくとも中国労工観察という労働権利団体が告発した内容からすると、サムスン製品の下請け工場となっているHEG Electronicsの職場での待遇は、決していいものではなさそうですよ。
その告発レポートによると、まずHEG Electronicsは、安い賃金で労働力を確保すべく、大量の学生を雇い入れていて、中には夏休み中の16歳未満の子どもたちだって少なくないんだとか。独自に工場内での様子を調査したという今回の発表では、大人から殴られ、病気でも休ませてもらえず、毎日11時間体制で立ちっぱなしで働かされている子どもたちの悲劇まで伝えられていますよ! おまけにせっかく無理して危険な職場で働いたとしても、いろいろと難癖をつけられては給料を減らされる子どもたちが後を絶たないんだそうです...
それはヤバいでしょって告発内容なんですけど、当のサムスンは早速、この調査結果のような事態が生じていないかどうかの詳細を調査して改善することを約束する声明を出しているようですね。できるだけ低価格で魅惑の新製品が発売されるのに越したことはありませんが、その陰に、こんな労働者酷使の現実があるのだとしたら考えものですよね~”
フォックスコンも酷い事で有名でしたが、こっちも負けず劣らずと言うか児童を使っている、給料を減給している点で、こちらの方で軍配が上がりますかね。流石は世界最悪の企業世界ランキング2012で3位のサムスン電子様と言った所でしょうか。(ちなみに2位は東電、福島の件とその後の対応で2位)
後は、もう一つのiPhoneネタ
http://www.gizmodo.jp/2012/08/iphone2.html
”もしや、これにて万事休すだったり?
まるでAndroid陣営の今後を背負うがごとくアップルと法廷で激しく戦っているサムスンではありますが、この訴訟でアップルの言い分は単純なのかもしれませんよね。要はサムスンに対して、あらゆるものをパクられたって吠えまくっているわけでして、その批判を「まったくウチは真似したりパクったりはいたしておりません」との反論で貫き通し、いかにしてサムスンがうまくアップルをかわせるのか?
分かりやすく突き詰めれば、このケンカの見どころはここにあるんじゃないかなぁとも思いますけど、そんなサムスンにとっては、イタすぎる過去のモバイルコミュニケーション部長の社内メールが暴露証拠として披露されてきちゃいましたよ!
「我が社の製品について、消費者も業界関係者も含めて、皆が語る時の最近の主流は、いずれもiPhoneと比べてどうなのかということばかりだ。もはやiPhoneこそが業界のスタンダードとなったことは明らかだ。この事実を直視せずに通ることはできない」
「我が社のスマートフォンのOmniaが、どんなに使いづらい製品であるかに気づいているだろうか? OmniaとiPhoneを比べてみて、正直に心から我が社のOmniaのほうが使いやすいと言える人などいるのだろうか?」「これはもはやデザインの破壊である。もうこの変化の波に我が社だけ逆行することなどできるものではない」
「やはりこれからはiPhoneのようなものを作っていこうという声まで上がってきている」
う~ん、こんな内容のメールが部長から社内へと発信されていて、その結果として現在のサムスンのスマホラインナップが形成されるに至ったなんて証拠が採用されてしまったら、かなりサムスンには分が悪いんじゃないかな...。まぁ、それでも絶対に俺たちはヤッてないって、いまもサムスンはアップルを真似る気など毛頭なかったとの主張を戦わせて大奮闘中ではあるんですけどね。”
まぁしかし、どっから情報を得たんだろうなと言う疑問は有りますが、着実と証拠固めがされている様子ですね。
また、これとは別の事ですが、この間、裁判で使う事を却下された証拠を裁判で使う代わりに外部へリークして陪審員への印象操作を行おうとしたとしてサムスン電子が判事から怒りを買っていましたしね。
悪い印象が、こう集まってくると流石に今後の裁判に影響が出そうな気がしますが…。
以上、サムスン電子ネタ×2でした。