請求総額100億円超す 茶のしずく石鹸、茨城でも提訴

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 「茶のしずく石鹸」の旧製品を使い小麦アレルギーを発症したとして、茨城県と福島県の40~70代の女性5人が6日、販売会社の「悠香」(福岡県大野城市)など3社に計6500万円の損害賠償を求める訴訟を水戸地裁に起こした。全国での請求総額は100億円を超えた。

 弁護団によると、同様の訴訟は今回を含め23都道府県で起こされ、原告は764人、請求総額は約100億3千万円。

 訴状によると、原告は旧製品の使用後じんましんや顔の腫れなどの症状があり、呼吸困難や意識障害が起きた人もいる。

 中本義信弁護士は「被害に遭ったより多くの方が救済されるよう、準備を進めたい」と話した

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