arama-さんのブログ

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教師と子ども碑前で平和願う

 

 原爆で亡くなった子どもや教職員の慰霊祭が4日朝、広島市中区の平和大通り沿いの緑地帯にある「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」前であった。

 碑は、被爆した教師女性が子どもを抱える姿をかたどったブロンズ製で、平和記念公園南側にある。この朝は、遺族や市内の小中学校68校の児童生徒たち約800人が集まった。黙とうをささげ、碑の周りに折り鶴や花束を飾った。

 子どもを代表して己斐上中3年の茶木ほのかさん(15)が「思いやりが大きな絆となるよう、努力し続けます」と誓った。参加した安芸区の西京雄二さん(65)は「子どもが大勢訪れて頼もしい。平和を守る活動を続けてほしい」と願っていた。

 碑は1971年に建立。慰霊祭はその前年から始まり、現在は碑の維持委員会が開いている。

 

【写真説明】碑の周りに折り鶴をささげる子どもたち=4日午前8時40分

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