キバヤシ「この言葉が罠だったんだよ!」
「人には無限の可能性がある。やろうと思えば何でも出来る」などと言われますよね。
僕も、安易に「そうかな」と思っていたのですが、重大な罠が潜んでいることに気が付きました。
それは、「すべての可能性を同時にかなえる事は出来ない」と言うことです。
書いて見ると大したことなさそうな言葉ですが、とても重要な事を言っています。
なぜなら、「無限にある可能性のうち一つを選ばなければ、夢は叶わない」と言うことだからです。逆に言うと、「無限にある可能性のうち一つを除いたすべては捨てなければ、夢は叶わない」と言うことです。
「メジャーリーガー」になる夢と「小説化」になる夢は両立しないのです(簡単のために2つ以上の夢が同時に叶う可能性は無視しています。1/無限大も2/無限大も変わらないでしょ?)。
多くの人が、「自分には無限の可能性がある」と思いながらも、その内の一つの可能性も選択せずに時間を無駄に浪費してしまいます。そして、気が付くと無限に在ったはずの可能性は消滅し、一つも叶っていないということになるのです。
更に逆に言うと、「無限にある可能性の内、一つを除いてすべて捨てれば、その夢は必ず叶う」という事です。
蛇足ですが、かのナポレオン・ヒルは、「歳を取ればとるほど、願望が実現する可能性が高くなる」と言っています。それは、歳を取る事により、自動的に選択できる可能性が狭まる=実現する可能性が高くなる。と言う、シンプルな事実を述べているのではないかと思います。
そしてヒル博士は、「願望のために何を捧げるのか明確にする事」とも述べています。
つまり、願望のために捧げるものが決められるのであれば、逆に言えば、何かを捧げてでも叶えたいような願望を見つける事が出来るのであれば、その願望(夢)は、叶ったも同じ事だと言えるのでしょう。
さて、何を捧げようかしら・・・^^;