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人民銀行不動産関連融資は前年比+20%にプラス転換
中国の銀行、第2四半期の不動産関連融資は前年比+20%にプラス転換=人民銀行
[北京 19日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)が19日発表したデータによると、中国の銀行による不動産デベロッパーや住宅購入者向け融資は第2・四半期(4─6月)に3226億元(506億4000万ドル)に達し、前年同期比20%増となった。
第1・四半期は54%減で、2011年通年は38%の減少だった。中央政府による政策の微調整が不動産販売の回復や市場センチメントの転換をもたらした格好だ。
中国人民銀行がウェブサイト(www.pbc.gov.cn)に掲載した発表文によると、今年上半期の新規融資総額のうち、不動産関連融資が12.3%を占め、第1・四半期の10.2%から上昇した。
6月末時点の住宅ローン残高は、前年同月末時点比11%増の7兆4900億元となった。同様に、不動産デベロッパー向け融資残高は11.3%増の2兆9200億元だった。
公共住宅プロジェクト向け新規融資額は今年上半期に869億元に達し、デベロッパー向け融資全体の49.7%を占めた。
一方、今年上半期の製造業向け中長期融資は前年同期比42%減となった。第1・四半期は31%減だった。
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