米雇用統計こうみる:QE3への見方変えるものでない=コモンウエルスFX
<コモンウエルス・フォーリン・エクスチェンジの首席市場アナリスト、オマー・エジナー氏>
好調だった前日の6月のADP全米雇用報告を受けこの日の雇用統計の予想の上方修正もあったこともあり、特に失望的な内容となった。
全般的に、今回もまた精彩を欠く結果となった。
ただ、米連邦準備理事会(FRB)の措置に対する予想を変えるものではない。
量的緩和第3弾(QE3)を望む声を高めるほどではなかったが、QE3実施観測が消えるほどでもなかった。
FRBの政策に関しては、米国では経済指標にらみの状態が続いている。
(6日 ロイター)
※記事内容は、ロイター社が配信するニュース原本を表記しています。