民主党が、消費者金融等貸金業者が、中小企業等へ貸し出す上限金利を、現行の15~20%を30%まで引き上げる、改正貸金業法を見直すと報じられた。
これを受けてJトラスト(8508)はじめ、アコム(8572)やアイフル(8515)などが大幅高してる。
Jトラストは傘下に中小企業専門貸し出しのロプロ(旧日栄)をはじめ、KCカードや武富士を持ち、まさに恩恵ど真ん中企業。
久々に800円乗せし、高値840円も視野に入ってきた感じ。
上限金利、一部引き上げ=中小企業向けなど―改正貸金業法を見直し・民主案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000006-jij-pol
民主党は4日、消費者金融など貸金業者への規制を強化した改正貸金業法(2010年6月完全施行)を再改正し、中小・零細事業者向けの短期貸し付けの上限金利を現行の15~20%から引き上げる方向で検討に入った。規制強化に伴い、短期の資金繰りを消費者金融などに頼っていた事業者が違法な金融業者(ヤミ金融)に流れる弊害が出ているとして、見直しが必要と判断した。
党の改正貸金業法検討ワーキングチーム(桜井充座長)が、制度見直しに向けた中間整理案をまとめた。しかし、金融庁は改正貸金業法が多重債務者問題に一定の効果を上げているとして再改正に慎重なため、政府・与党内の調整は難航しそうだ。完全施行からわずか2年後に再改正の動きが出てきたことへの批判や、融資を受ける中小・零細事業者らの混乱も予想される。