225オプション(以下、「OP」)関連のブログを読むと、よくこんな表現を見かけます。「出遅れていた銘柄(OP)を買った」「外が剥げた」「中が盛った」「期先が期近同様に盛った」これらは、すべてボラティリティに関する記述。ご存知の方が多いと思いますが、一応何のことか書いておきます。 「出遅れていたOP」=ほかの権利行使価格に比べてボラティリティの上昇が鈍いOP 剥げた(禿げた)=「剥げた」というのはボラティリティが落ちたということを指し、「盛った」というのはボラティリティが上昇したということ。他意はありません。 「外」というのはファーアウトつまり現在の相場水準から大きく離れた権利行使価格のOPのこと。「中」は逆に現在の相場水準に近い権利行使価格のOPこと。 「期近」=基本的にSQが一番近い限月のOP。「期先」はその翌月やさらにその先にSQを迎えるOPのこと。ボラティリティへの感応度や時間的価値などパラメータが期近と異なるのでその変化を利用するのがポイントとなる。簡単に言うとこんな感じですね。さて、たとえば今日6/14の11時現在、日経平均先物が8520円前日比-70円と下落しています。225オプションの原資産である日経平均が下落しているので、コールオプションは軒並み下落し、プットオプションは反対に上昇しているわけですが、各OPの約定価格だけを見ていても、~にあるような傾向をぱっとつかむのは簡単ではありません。もちろん、ベテランともなると価格や板、パラメータを見るだけですぐに把握できるのかもしれませんが、そういうエキスパートの方はともかく、多くの方は数字や視覚で把握できるツールがないと難しいのではないでしょうか。私も当然そういうツールを使用してOP銘柄間のボラティリティ差異を把握しています。これがあるとないのではまるで次元が違います。次回はこのツールを紹介しようと思います。