上海=土居倫之】8日の中国株式市場で、上海総合指数は小幅ながら下落した。香港ハンセン指数も1%近く下がった。中国景気が「予想以上に厳しい」と受け止められたのに加え、銀行株が軒並み下落したことが足を引っ張った。
上海総合指数の8日終値は前日比0.51%安の2281.447。上昇して始まったが、株式時価総額で市場全体の23%を占める銀行株の下落が重荷となった。
大手銀行の中国工商銀は0.72%、中国銀は0.33%、それぞれ下がった。利下げと同時に中国人民銀行(中央銀行)が7日、銀行が自由に決められる金利の幅を広げたからだ。「利ざや(貸出金利と預金金利の差)が縮小し、銀行の収益力が低下する」(東洋証券上海代表処の張岫首席代表)とみられている。
実際に金利設定の自由度が拡大された初日の8日から、預金獲得競争は激しくなっている。浙江省の寧波銀行は預金金利を、中国人民銀が定める上限である3.575%に引き上げた。大手銀も3.5%と、預金金利を高めに設定した。預金者からみれば利息が増えるが、銀行にとってはその分だけ、もうけが減る。
中国景気の減速ペースが強まると、不動産向け融資などが低迷するとの判断も銀行株の売り圧力になっている。
当座預金の利率を0.44%に設定した。いずれも各行ウェブサイトで明らかにされた。これは基準金利(0.4%)の1.1倍という新ルールで認められた最大の引き上げ幅に相当する。
中国の銀行株は暴落した。
問題点1、貸出金利と預金金利の差)が縮小し、銀行の収益力が低下する。これで株は下げている。
問題点2、普通、利下げで市場にお金がまわる、しかしこれは銀行に預ける事を目的に作られているので
景気効果はないかもしれない
問題点3何故?こんなわけのわからないしなければならないのか??銀行に預ける事を目的=自己資本比率を上げるため??金融システムがやばいのか?それとも政府がケチなのか??
後者かもしれない