佐渡島さん
いえいえ佐渡島さんの考えは決して間違っていません。
オーバーナイトのハイリスクを選んだ者が今日の寄り付き高値で売った(果たして売ったかどうか・・・)でしょう。
利口な者はハイリスクを背負い込みません。
僕は良く独り言を言いますが「○鹿ほど勝てる相場」と。
昔、スーパートレーダーが言ってました。
相場が面白くない時はポルシェを買って乗りまわして遊び、
相場が面白くなって来たらポルシェを手放して現金にして株を買うと。
ポルシェは値が落ちないので手放す時価格が高い外車として有名ですが、
僕が最も頷ける事は「相場が面白くなったら車を手放す」という、
余裕の動き方です。
キャッシュスタンバイOKにしておかず、相場が面白くなったら
車を売って現金にして証券会社に振り込んでそして
良さそうな株を選んで買う・・という、間の取り方が、僕は巧い投資家だと想うのです。
今目の前にある危機は、解決策など誰も見出せてない。
誰それの発言や何かの指標などで相場が乱高下していますが、
そうやって騙せていられるのも何か実際に最悪の事態が起こらないうちだけです。
或る朝ボスが社員に告げた
「今日で終わりだ。」
あのリーマンショックの様に、社員が前日までその現実を知らないという恐ろしい現実。
大きな金融機関が潰れるかHedgeFundが潰れるか
それは起きてみないとわかりませんが、
必ずどこか倒れる処が出て来る確率が高いと言う事は
僕みたいな馬鹿でもわかります。
証券会社も個人投資家も涙が出るほど儲かった素晴らしい時代も、
100年に1度の金融危機の時代も、全て最前線で体験なさっていらした佐渡島さんだからこそ、
今ある危機を大きく叫べるのではないでしょうか。
外れたら外れちゃったねで笑って済みます。
取れない(短期相場で稼げない)事は負けではありませんから。
当たってしまった時の大負けは、もう救いようがありません。
信用取引なんかしてたら家や命まで取られてしまう。
僕は佐渡島さんの、石橋を叩いて渡る論に大賛成です。