東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県宮古市で、天然ワカメの漁が行われ、サッパ船と
呼ばれる小型の船に乗った漁業者たちが、僅かしか取れない貴重なワカメを収穫しました。
宮古市の重茂地区は、良質な天然ワカメが取れる、岩手県内でも有数の産地です。
去年、津波でほとんど船が流されましたが、これまでにおよそ半数の船が再び漁に出られるように
なりました。
ことしも天然のワカメ漁の季節を迎え、2日は地元の漁業者たちがサッパ船と呼ばれる小型船で漁に
出ました。
そして、鎌の付いた2メートルほどのさおを使って、岩場に生えた天然のワカメを刈り取って
いきました。
天然のワカメは少なく、漁はこの季節の数日間しか行えません。
漁業者たちは、ワカメを水揚げすると、漁港で根元と先の部分を切って加工していました。
1日と2日の2日間行われたことしの漁では、漁獲量は例年のおよそ3分1の44トンにとどまり
ました。
漁協によりますと、ことしは春先の水温が低く、ワカメの育ちが遅かったため、漁の開始を遅らせた
ということです。
漁を終えた漁業者は「震災があったけれど、漁ができて、漁師にとっては幸せです」と話して
いました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120602/k10015555981000.html
そっかぁ~ そんな 貴重な ワカメだからぁ~ それで 造った お酒って 珍重されるん ですねぇ~ ?