株式投資を続けていくにつれて、投資の経験が増えるため
売買判断に悩む機会は減っていきます。
それでも判断に悩む場合や、売買タイミングを検討する
上で考えがまとまらない時があります。
経験が少ない人なら、なおさら判断に迷うことも多く
なるはずです。
そういった方に向けて、私がアドバイスできることは
「迷った時は常に難しいほうを選ぼう」ということです。
これは投資だけではなく人生の選択でもそうですが、
判断する場合2択になるケースがほとんどだと思います。
そういった場合、まず難しいほうの選択肢を選んでから
判断が正しかったかを確認していきましょう。
人は選択に悩んだ場合、一番多くとる行動は、実は判断を
先送りにすることです。
これは一番楽な行為でもありますが、時間が進むほど
結果は悪くなる一方ですから、まずは難しいほうの選択を
選んでみてください。
こうすると、例えその選択が間違ったとしても、難しい
判断から楽な判断への変更は簡単なのです。
逆に楽な選択を先に選んで間違っていた場合、難しい選択へ
切り替えることは、あなたが思っているより大変な決断に
なります。
判断を遅らせてしまった場合、最終的な損害が広がりやすい
ですし、レバレッジを効かせていたとしたら、取り返しが
つかないこともあります。
ですから、投資の判断に迷った場合、自分にとって難しい
ほうの選択肢を選ぶようにしてください。
これがいつも正解とは限りませんが、私の経験上、難しい
選択肢を選んだ方が結果的に良かった場合が多いです。