日中取引時間は、前日比32円高の3995円で寄り付く。16日のNY市場はギリシャのユーロ圏離脱への懸念やドル高を背景に大幅に売られたが、東京市場が始まるころには、ドル安・ユーロ高を受けて値を戻していたため手仕舞い買いが先行してスタート。その後もNY時間外が堅調な動きを持続したため、東京市場も高値圏での取引となり、結局前日比で終了。連日のギリシャ情勢であるが、総選挙後の連立協議失敗を受けて、欧州債務問題が再燃している。また再選挙が決まったことからユーロ圏からの支援の行方を巡り警戒感も広がってきた。ただフランスとドイツはギリシャのユーロ圏残留に関し支援の方向で一致を表明したため不安感は多少やわらいだ。。だが先行きの不透明感は拭えずリスク回避の流れが止まったわけではない。一方ドル建ての金市場はここにきての下げ幅が、昨年高値から約20パーセントを下回る1520ドル台まで売られたが、この近辺が下値目標とされていたため、警戒感から買戻しが入り始めている。しかし自律反発の範囲と思われる。上昇が限定的と判断されれば再び急落の可能性は高い。夜間取引時間は、債務問題の波及が懸念されるスペイン国債入札が予定(日本時間17:30)されているため結果次第で不安定な動きとなる恐れもあるが、レンジ内の逆張りが有効か。

方向性         揉み合い(逆張り) 
夜間取引レンジ   3,966円~4,061円

中川
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