もうすぐ底だが,下降トレンドの中のあや戻しに終わる可能性が高い
2012/05/10(木)
・NYは明日金曜、日経平均は来週月曜より買いになるとみているが前後1日のズレは許容範囲。
しかしNYは仮に底入れしても戻りは1週間程度の可能性がある。その後のことはわからない。
東証一部当落レシオは昨年8月以来の水準、そして空売り比率も同様に昨年8月以来の高水準。
・だが以上のことは屁理屈でしかない。ここからの重要な点は日銀が今後マネタリーベースを再び
拡大できるかどうかだろう。
2月14日のバレンタインプレゼント効果がなぜ長続きしなかったのか。日銀HPをみれば3,4月と
一転マネタリーベースがマイナスになっている。
この点は三菱UFJ嶋中氏が鋭く解説しているのでそちらを参照していただきたい。
また同じく同証券宮田氏の変化日が私の予想とほぼ一致しているが私はエリオット波動はわからない。
別の指標から推測している。
日銀は3,4月のマネタリーベース減少を意識しているはずだ。5月22日の会合は期待したい。
・主力株の多くが底値固めとなってきた。しかし下降トレンドの中のあや戻しに終わる可能性が高い
ため短期売買に徹する必要がある。ユーロの信用不安は第2ステージへ進もうとしていることを忘れて
はならない。