夜間立会見通し(2012-04-24 17:08)

夜間立会

24日の東京金相場は、FOMCを控えて様子見姿勢が強く、安値の揉み合いとなった。この日納会を迎える4月限は前日比4円高の4,305円、その他の限月は前日比33~35円安。日中立ち合いは、NY金相場の下落を眺めた手じまい売りが先行し、その後もFOMCを控えて様子見気分が広がる中、為替相場の円高・ユーロ安で売り込まれる場面もあったが、小動きとなった。23日のNY金相場は、4月のユーロ圏PMIが市場予想を下回った他、フランス、オランダの政治情勢が不透明となった事で、経済の先行きへの不安感が台頭し、弱含んだ。欧州の債務問題に対する懸念が再燃しつつある上、最近の米経済指標も景気回復の鈍化を示す内容が増えている中、市場は本日、明日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目している。ただ、今回のFOMCでは量的緩和第3弾(QE3)が実際に決定されるとみる市場関係者は少ない。FOMCに注目はしつつもQE3が決定されなければ、米雇用統計などその後の主要経済指標に一喜一憂する展開となる事が考えられる。しかし、バーナンキFRB議長の発言には注意が必要となる。金相場はこれまでバーナンキFRB議長の発言に過剰と言われる程の反応をしてきた経緯がある。バーナンキFRB議長会見(日本時間26日の朝方3:15)

方向性         押し目買い
夜間取引レンジ       4,231円~4,307円
 
池末

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