日中の動きは殆どなく膠着相場

優利加さん
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昨日の米国株は続落した(DJIA -68.65 @12,964.10, NASDAQ -23.89 @3,007,56)。スペインの国債入札は順調に終わったが、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況感指数が市場予想より悪かったことが足を引っ張ったと解説されている。これを受けて、本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が829に対して、下落銘柄数は672となった。騰落レシオは77.03%。東証1部の売買代金は9,686億円とさらに低下した。売買代金第3位に仕手筋の介入が噂されている明和産業が入った。チャートを見ると尋常な動きではないことが分かる。

TOPIXも日経平均も小幅続落となったが、日中の根動きは非常に小さく、膠着していた。上昇銘柄数の方が下落銘柄数よりも多かったのに株価指数が下げたのは、株価指数に影響力の大きい主力大型株が下げたから。時の利は買いだが、下向きの10日移動平均線の少し上方を滑るように徐々に下げて来ている。

TOPIX -3 @811
日経平均 -27円 @9,561円

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