本日の東京市場日中取引時間は、NY市場がドル高や欧州債務問題の不透明感を背景に下落した流れを受け手仕舞い売り先行でスタート。その後、為替の円安進行を受け一時下げ幅を縮小するも、NY時間外の値下がりとともに売られた。ただ引けにかけ買い戻しが入り結局前日比26円安の4309円で終了。
18日のNY市場は、この日ドイツ連銀総裁によるスペイン国債買い上げに消極的な発言などをきっかけに、欧州・米国株が売られたため、金も連動する形で売られた。また現物需要の下支えも弱いため、下値不安が広がっている模様である。本日夜間取引時間には、スペイン長期国債の入札が17:30に行われる。結果次第ではあるが、入札自体が不調に終わった場合はユーロ安となり国内外の金は売られる恐れがある。また無難な結果であっても、来週にはFOMC会合を控えているため様子見となり、上値は重たいと思われる。戻り売り対応が有利と判断する。
方向性 戻り売り
夜間取引レンジ 4,231円~4,346円
中川
方向性 戻り売り
夜間取引レンジ 4,231円~4,346円
中川