この手のニュースを見る度に思うんだが…ミスリードが多いですよね。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20120412/Kyodo_BR_MN2012041101001988.html
”関西電力の全原発停止が続いた場合、電力需要が昨夏並みだと、今夏に電力が足りなくなるのは計58時間で全体の2・8%となり、ほとんどの時間は電力不足を回避できる可能性があることが関電の公表データから11日、分かった。関電は供給力不足のため、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働が欠かせないと強調している。需要が大きくなる時間帯の対策ができれば、再稼働を急がなくて済む可能性がある。”
まず発電における化石燃料の使用量が増えるから確実に電気代が高くなる。
それと、ほとんどの時間と書かれているが電気が少しでも止まるとヤバいインフラ(例えば病院とか)とか生産設備はどうなるのか?
(止まると再稼働まで時間がかかる設備ってのも結構ありますしね。下手すると数日とか週間単位とか)
ちなみに電気代の高騰による生産コストが上がったり停電による被害が起これば工場移転とか起こると思うよ。最悪日本から雇用がますます失われると思うけどね。
後さ、去年より全体的に酷暑が来たらどうするの?無いとは言い切れないよね?
ピーク電力もそう。夏場のとある一日だけでも物凄い暑い日が来て、その日が停電になるって可能性も意外と高いと思うけどね。
そうやって考えると何らかの手段で余剰電力を用意するってのは必要だと思いますが。
…原発は何れ縮小すべきだと思うよ。ただ原発反対論者に対しては現実は見ようねって思う。
自分は今あるものは有効活用すべきだと思いますがね…。