負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望70

先週末、円が暴騰した。81.50あたりで、取引を終えている。これは、雇用統計も一つの要因であるが、経常収支、貿易収支が、関係していると考えている。市場予想によると、黒字予想である。また、日本の企業の、予想為替レートは1ドル自動車78.54、電気77.38である。
おそらく、ふたたび、だらだらと1ドル80円を、ふたたび、割りこんでくると考えている。しかし、円の動きが、急であったので、月曜日の、経常収支、貿易収支の発表後、いったん、利食いが出て、円が円安に振れるのではないかと考えている。
ユーロも、下落しているが、スペインの財政懸念、サンタンデ-ルのCDSが悪化したためである。ECBは金利1.0に据え置きであった。
オーストラリアドルは、1.03060あたりで、取引を終えている。
ドルは、日本円以外に対して、ドル高で終えているが、これは、QE3の可能性が低下したためである。もし緩和があるとすれば、商品市場次第である。
日本は、消費税法案の成立、不成立で、国会が大騒ぎになっている。話し合い解散の可能性もある。不成立なら、売りとされているので、一時的に売られ、すぐに、買い戻されるか、あるいは、それほど反応しないかである。
中国のPMIは、大企業改善、中小企業は悪化である。
<為替相場>
ドル円    80.50~82.50
ユーロ円   104.20~108.20
ユーロドル  1.2850~1.3250
今週は、月曜日に、眠れる巨人(最近ようやく目を覚ました)日銀の政策発表会合があるのと、中国の指標がでる。4月11日には、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表される。また、日銀の政策発表会合要旨が4月13日にでるので、注意である。日銀は一応、緩和スタンスなので、内容次第であるが、円安に仕掛けてくる恐れがある。
スイスフランが、先週、ユーロにたいして、1.20000を超える、スイスフラン高に動いたのが、注目に値する。
<株式相場>
日経平均   9450~10000
円の高安で、動きそうである。9500を割れば、いったん、買いポジションをとってみたいところである。

 

先週の続き
まず、物の置き方である。
製品が、大きい場合、端っこに並べるだけでは、意味がない。その、製品の間に、通路を設けるのである。そうすれば、その製品の向こうに行く際、遠回りせずに便利である。ただ並べているだけでは、逆に、人の動きを阻害してしまうのである。
これは、何が云いたいかといえば、仕事中、人が動く時、遠回りすると、そこに経費が発生してしまうということである。時は金なりということわざがあるが、まさに、それである。つまり、ある製品を作る際、ボルトなり、部品なりを、とりに行ったり、探したりすると、これは、製品を作っているのではなく、無駄なことにカネをかけていることになるのである(儲けが出ない、行動ということ)。
また、人の流れ、材料の納品業者、部品の持ち込み業者をも含むの流れを阻害しないようにする。
つぎに、人の配置、もし、その動きを阻害する人があれば、これを、速やかに、別の場所で作業させるようにするのである。
人の動きを阻害すること、すなわち、異常事態の発生である。
つまり、納品業者の問題、作業者の問題、その問題を、ひとつずつ、解決していけば、ある程度の、形が出来上がる。この形さえできてしまえば、後は、そのまま、人の手を掛けずに、動き始めるのである。納品業者が、勝手に物を置いて帰ってくれるので、無駄が省けるのである(わざわざ、自分で、整理する必要がなくなるのである)。また、納品業者は、喜んで、整理して帰ってくれる、それは、納品業者の問題を解決してあげているからである。
このようなレイアウトの変更は、管理者が行うのが、望ましいのである。
前の週に、中小企業と大企業との比較をしたが、中小企業が生き残るには、大企業は、派遣社員などで、コストを落とし、利益を出そうとすることからもわかるとおり、人間を機能からみるが、中小企業は、これを、人間としてみるのである。たとえば、新卒者が入ってくれたうれしいなで終わらせるのではなく、製造業であれば、社長が、その新卒者に、取り扱っている製品を詳しく解説してくれているような、本をプレゼントしてやるのである。そうすれば、社長との距離が近くなり、さらに、その本を、家に帰ってからでも、読めば、さらに、知識がアップするのである。
この場合、少しの金をケチるのではなく、本代ぐらいでやる気を出してくれれば、安いものである、良い投資をしたと考えるのである。
このように、様々な、限定要因(ボトルネック)を、解消していくことで、さらに、会社が発展していくのである。


波があるから仕方がないではなく、波があればどうする。
能力が無ければ仕方がないではなく、能力がなければどうする。
努力をし、さらに、自らを、磨きあげればよいのである。

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