ぴーすびるさんのブログ
閑話休題
友人の話。
ブログが全盛だったころ、株のブログを通じて10人以上のオフ会で彼に出会った。私より年下だが頭が良くて運用実績も素晴らしく幹事をしていた。
酒も強かったが幹事なのにつぶれるまで飲んでいた。正直、関わりたくなかったが何か、見捨てられない気がした。
後になって知ったが、その時彼は追い詰められていてどうしようもなかったようだった。その出会いはもう10年くらい前か。
株式市場は暴落したしブログも下火になって今では数人しか定期的にあっていない。彼もその一人だ。彼は仕事の関係で病を患った。
その関係で3回首になった。今、4度目の仕事をしている。
彼がすごいのは結局「生きていく」選択をしてることだ。別の友人が彼と同じ病気になって、そいつは音信不通で今、どうなってるかわからない。
ところが前述の友人は連絡が取れなくなることはなく会えないときは「調子が良くない」と返してくる。彼はあってもこちらが聞かない限り病状とか泣き言とか言わない。株や釣りの腕前は全くかなわないがそんなことよりもどういうつらい経験をしてどうしてそんな風でいられるのかがわからない。
ここ数年はよく株仲間数人で会うが彼が一番まともな感じがする。酒量も一番少ないし聞かれない限りはにこにこして、他人の話を黙って聞いている。
そんな私が調子を崩して病院に行くことになったとき、彼にメールをしたのだが、彼は実にこまめに、また心から心配してくれているメールをくれたし実際彼の存在が大きかった。
彼がぽつっと言った。
「僕が君から受け取ったものはこんなもんじゃなかったよ」
彼は、今も闘っている。
「子供が自立するまでは死ねないよ~」
もう少し暖かくなったらまた釣りを教わろう。。。
こんばんは。
私など日々のたわいもないことに怒りを覚えたり
小さなことに気を取られています。
そういうことが幸せなんですね。
コメントありがとうございます。
お体、お気を付け下さい
(あまり、軽々しいことは言えません)