協議会 指針変更し安全を強化
ポイントサイト「へそクリック」が3月上旬、突然サイトを閉鎖した。
運営するネーブル(横浜市西区)は昨年9月まで、ポイントサイトの信頼の目安ともいえる「日本インターネットポイント協議会」に加盟。
同協議会は、ポイントサイト全体の信頼にかかわる事態として急遽(きゅうきょ)、退会企業に対する項目をガイドラインに追加、参加企業の安心・安全確保に乗り出した。(平沢裕子)
老舗だったが…
「7千円分ぐらいのポイントがたまっていたのに」
「早く換金しておけばよかった」-。
へそクリック閉鎖の報を受け、短文投稿サイトのツイッターにはこんな書き込みが相次いだ。
へそクリックは平成13年に開設。
メール配信やサイト内にクリックでポイントが獲得できるコンテンツがあり、「1ポイント=1円」で、現金やウェブマネー、他社のポイントなどとの交換が可能だった。
ポイントサイトとしては“老舗”といえ、会員は約18万~25万人とされる。
ポイントサイトは、個人が運営しているサイトも含めると数百から1千を超えるといわれる。
これまでも突然閉鎖し、ポイントが交換されないことはたびたびあった。
ポイントサイトの閉鎖で利用者の利益が損なわれるのは問題として、ポイントサイトの運営企業13社は19年2月、日本インターネットポイント協議会を設立。
サービス運用にあたって、個人情報保護法順守や分かりやすい情報開示などの自主ルール(ガイドライン)を作成し、加盟社に守ることを求めている。
現在19社が加盟しているが、ネーブルは19年3月から昨年9月末まで加盟。
同協議会事務局の岡山俊明さんは
「突然の閉鎖に驚いている。閉鎖したときは加盟社でなかったため、対応を変えるよう指示できなかった」
と打ち明ける。
ネーブルは当初、ポイント交換に応じないとしていた。
しかし、29日までの期間限定で、現金振り込みに限ってポイント交換に応じているという。
利用前にチェック
今回のようなトラブルが起きないように協議会は21日、加盟社のためのガイドラインを変更。
退会企業に退会情報を必ず自社サイトで公表することや、退会後も利用者に誠実に対応し続けることを約束させる項目を新たに盛り込んだ。
こうしたポイント市場は年々拡大。経済産業省によると、日本におけるポイントの発行額(ネット以外も含む)は18年度に年間6千億円と推計している。
同省も21年1月、企業ポイントのあり方についてのガイドラインを打ち出している。ただ、サイト運営に関しての届け出や登録などの義務はなく、ガイドライン順守もあくまでも企業努力に過ぎない。
岡山さんは「加盟社にはガイドライン順守を求めているが、協議会に加盟していないポイントサイトも多い。利用者は規約を読んだり、運営企業をチェックしたりするなどして、納得したうえで利用してほしい」と呼び掛けている。
◇
【用語解説】ポイントサイト
インターネット上でアンケートに答えたり、ゲームや買い物、指示されたサイトをクリックしたりすることでポイントがもらえ、ためたポイントは現金や商品券などと交換できる。小銭が稼げることから「お小遣いサイト」とも呼ばれる。広告主からの広告費で運営されており、利用者は無料で登録・参加できる。
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