為替相場はどう動く？

[坂本彰さん]

投資をしている人も、そうでない人も毎日のように目にする
判断材料の一つが為替レートです。

為替が動く経済指標もたくさんありますが、今回は珍しく
私の為替予想をお伝えしようと思います。

ドル円レートは一時の70円台から82～83円台へと円安方向に
動きました。

今まで数年間、円高基調が続いてきましたが、ここで円安
に動いたわけです。

もちろん再度70円台になることもあるでしょうし、それが
長期化することもあるでしょうが、ポートフォリオは円高
円安、どちらに動いても利益が増える企業を保有しています。

個人的にはここから大きく円高になる可能性は少ないと
思っておりますが・・・

為替はどちらに動くかわかりにくく、そのタイミングも
事前にわかりません。

株と同じく、動き出したら意外と早いのですが、いったん
止まると横ばい状況が長く続きます。

そのため、私は円高でメリットが大きくなる会社、円安で
メリットが大きくなる会社の両方のタイプを保有しています。

円高でメリットがある会社は具体的に原材料や商品そのものを
輸入して、国内で販売しているタイプの会社。

円安でメリットがある会社は、その逆です。

知的財産を輸出して版権収入を得ていたり、商品を海外に売って
外貨を稼いでいる会社です。

こういった保有戦略をしていると、保有資産の含み益が増える
スピードは鈍くなりますが、保有株の資産が急落するリスクを
抑えることができます。

一点集中戦略は当たった時の利益は大きいですが、保有時の
ストレスや予想が外れた時のダメージが大きすぎるので、私は
避けています。

他にも、外国人持ち株比率が高い株は、株価も為替や海外情勢に
影響されやすい会社が多いように感じます。

http://saig.livedoor.biz/archives/2418777.html