上場企業には利益を安定的に出している会社もあれば、
毎年業績が大きく異なる会社もあります。
そこで今回は、利益を比較的堅調に上げやすい会社の
特徴を紹介しようと思います。
ざっと挙げますと下記のようなタイプの収益源がある
会社というのは収益にも安定性があります。
・権利や版権収入のある会社
・基本料金など月々定額制の料金がとれる会社
・不動産、賃貸の割合が多い
・フランチャイズ収入がある
・安定した売上先、顧客がいる会社
・ブランド企業
・独占企業もしくは圧倒的高シェアの会社
上記のような収益源もしくは売り上げがある会社は
絶えず競争にさらされている会社に比べて強みがあります。
逆に、利益に一貫性がない会社は
・景気循環型企業
・価格競争型企業
というタイプの会社です。
絶えずライバル会社との価格競争や製品選びの対象とされる
ような業界や会社が多いと思います。
他にも耐久消費財や娯楽などを扱っているメーカーは、
消費者に財布の余裕がない時は売れ行きと業績は悪化します。
今回はわかりやすい事例を出しましたが、あなたの保有株の
収益源を一度調べてみてはいかがでしょうか?
ここで注意して欲しいのは価格競争型の業種にいるブランド
企業です。
一昔前であればブランド名で価格や利益を保てたのですが、
ライバル会社も強力なため、実態は価格競争となっている
会社も多いので注意しましょう。
長期保有が目的であれば利益を安定的に出せる会社を保有しつつ、
その中でも伸びている会社を探していくことが重要です。