夜間立会

本日の日中取引時間は、20日のNY市場が中国景気の減速懸念から金の需要減警戒で急落した流れをそのまま引き継ぎ、手じまい売り先行で続落。その後一旦は、時間外取引の上昇を受け値を持ち直す時間もあったが、結局前日比14円安の4454円で終了。米経済情勢の改善を受けたドル高と、リスク志向の回復を背景に依然上値が重たい。またこれまで価格を下支えしてきたアジア勢の現物需要が、ここに来て中国・インドと相次いで需要減が懸念されている。現在ドル建てで1650ドルを挟んでの攻防が続いているが、地合いが弱いと現物筋が手控える可能性があり、値崩れの心配もでてきた。東京市場夜間取引時間も下値模索の取引となり、上値は重たいであろう。よってここは戻り売り対応が有利であろう。

方向性         戻り売り
夜間取引レンジ   4,377円~4,486円


コーン
東京市場が休場中シカゴ市場は大幅下落したことから、本日日中取引時間開始とともに買い玉の整理売りに続落して始まった。その後は押し目買いが入り下げ幅を縮小したが、前日比200円安の24730円で終了。シカゴ市場では、先週まで中国の買いつけ観測から値上りしていたが、高値が農家の売りとファンドの利食い売りを誘った模様。またドル高・原油安も弱材料となった。しかし予想を上回る下げ幅ではあったが、米国の天候相場入りを控え例年夏場にかけては天候リスクで下げにくく、上昇し易い時期なのでさらなる下落は考えにくい。予想の下限範囲内とみて買い方針継続。

方向性         押し目買い
夜間取引レンジ   24,580円~24,930円

中川
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