あさっての投資家さんのブログ
2012年金相場の見通し
さて、ちょくちょく金のコラム(と言うより雑感)を書き散らしているのですが、
良い機会なので今年の金相場の見通しを
ドルに対して上下をするが、下降基調。
おそらく、多くの人がブルだと思うけど、思いきって(?)私はややベア。
その心は、マネーの潮流の変化。
今まで選ばれていた資産 ⇒ 選ばれていなかった資産
と、お金の流れが変わりつつあると読んでいる。
今まで選ばれていた資産と言えば…
No1が金。なんて言ったって、約10年間上昇相場が続いている。
一方、今まで選ばれていなかった資産とは?
色々あると思うが、米ドルもそのうちの一つだろう。
(直近ではユーロだろうか?)
話を簡単にすると、今までは
『市場で溢れかえっているドルなんかに見切りをつけて、
おいそれと増えない金を確保しようじゃないか!』
って理由でドル売り・金買いが続いていたわけだ。
しかし、やり過ぎると反動が起きる
先物やCFDなどは決済する必要があるからだ。(限月や強制ロスカット等により)
現物買いなら起きにくいかもしれないが、現物にしたって天井はいずれ来る。
ただし、この流れは直線一本道ではない。
QEⅢ世が登場するか、しないか?
売られすぎた資産の反発はいつになるのか?
(反発は今年か、2014年か、それとも10年後?)
などの思惑が絡むことにより、流れが変動するからだ。
さらにご存知のとおり、現在ドルや株などは上昇が急である事も注意事項だ。
つまり、反発とその戻りが何度か起こると踏んでいる。
さて、ドル建ての金にしか触れなかったのはわけがある。
円建ての金相場となると、ちょっと厄介だからだ。
今まで選ばれていた資産と言えば、
次に思い浮かぶのは日本円だろう。
(その選択が消極的か否かは別として!)
円安が金の下落を上回り、円建てでみれば金価格は総じて上昇となるか、
それとも円安よりも金下落の方が強く、円建てでも金価格は下落するのか?
さらには、円安が先にくるか、金下落が先に来るのか?
なかなか難しい問いである。
と言うわけで、円建ての金価格はワカラン。
…と、素直に書いて締めくくりたいのだが、
それでは怒られそうなので何とか答えを導き出そうとすると、以下の通り。
ドル‐円の取引は比較的メジャーな組み合わせであり、
金に対する取引量と比べると格段に流動性が大きい。
すなわち、ボラティリティがドル円の方が小さい傾向がある。
よって、円安よりも金下落の方が強くなる可能性が高い。
結論 円建てでも金はやや下降と出ました。
(なお、この予想についてはまったく確信はない。お察しの通り!)
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関連銘柄:
SPDR(1326) 純金信託(1540) -
コモディティ:
金 -
タグ:
>色々あると思うが、米ドルもそのうちの一つだろう。
(。-`ω´-)ンー
私はそうは思わないんですよねぇー(たまには書いて意見交換の活発化を~)
単に売られて安くなるのではなくて
相対的にジャブジャブにされたせいが大きいような
(「色々あると思うが」と書いておられるので)
アメリカはそれでもって資金が還流するので、
通貨と金という視点で見れば、そうなのかなーともおもいますぞ!
注:あくまで自論ですので無視してください~(~ ̄∇)~
(↑といいながら書いていく人(笑))
コメントありがとうございます。
>単に売られて安くなるのではなくて
>相対的にジャブジャブにされたせいが大きいような
>(「色々あると思うが」と書いておられるので)
そうですね~、鶏と卵の感はありますね(笑)
コラムにも書いてある通り、"市場で溢れかえっているドル"というのは共通のテーマではないでしょうか。
>アメリカはそれでもって資金が還流するので、
>通貨と金という視点で見れば、そうなのかなーともおもいますぞ!
>注:あくまで自論ですので無視してください~(~ ̄∇)~
>(↑といいながら書いていく人(笑))
色々な意見はチェックしないといけませんよね、自分と意見が異なっても。
私としては、相場では私以外の多数意見が同じときが一番やりやすいです♪