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ギリシャの陰に隠れた中国貿易赤字拡大

3月10日(ブルームバーグ):中国の2月の貿易赤字は314億8000万ドルとなった。
税関総署が10日、ウェブサイトで発表した。
ブルームバーグが集計したアナリスト28人の予想中央値では53億5000万ドルの赤字が見込まれていた。

ヨーロッパ、アメリカへの輸出が大幅に縮小してますね。
ヨーロッパの信用不安はもちろんですが、景気回復の基調がみられるアメリカへの輸出も
大幅に減少しているこの状況は中国国内での景気のハードランディングが
現実的になりつつあることを示した指標結果なのかもしれません。

ギリシャのクレジットデフォルトの発生による影響が週明けに懸念される中での、
このインパクトのあるネガティブサプライズ。
ユーロや資源国の通貨にどんな影響が出るのでしょうか?
1件のコメントがあります
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    tetsuさん
    2012/3/10 16:57
    こんな要因が働いているという記事がありました。
    やはり指標は何回分かはさかのぼって確認しなければいけませんね

    [北京 10日 ロイター] 中国税関当局が10日発表した2月の貿易統計によると、輸入が急増したことを受けて、貿易収支は過去10年ほどで最大となる315億ドルの赤字となった。ただ、1月と2月は旧正月の影響で貿易統計に歪みがあるとして、アナリストらは慎重な見方をとっている。
    輸出は前年比18.4%増。市場予想は32%増だった。
    輸入は同39.6%増。市場予想は27%増だった。1月は旧正月で1週間休みとなっていた工場の稼働が、2月になって通常に戻ったことが急増の背景とみられる。
    野村(香港)のエコノミスト、Zhang Zhiwei氏は「旧正月の休暇が今年は1月に当たり、昨年は2月だったという季節要因から、前年比の比較には歪みが生じている」と指摘する。
    ロイターが予測調査を依頼したアナリストらも、1月と2月については旧正月要因による歪みがあるため、単月のデータではなく両月を合わせてトレンドを見るべきと指摘している。
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