長期の節目でもみあい

[映画ずきのしんちゃんさん]

5日の日経平均は、9,698.59-78.44雲、基準線、転換線の上、ボリンジャープラスσの上、ＭＡＣＤＲＣＩは頭打ち。　大きく下げたが、目先の上昇基調はまだ維持している。月足基準線9771の近辺でもみ合っている形であり、この水準では大きな抵抗が予想される。月足のＭＡＣＤＲＣＩは上昇しており、日柄調整が行われれば、長期の基調の転換も期待できると思われる。

ダウは、12962.81(-14.76)雲、基準線の上だが、転換線12969をわずかに下回った。ボリンジャープラスσは維持している。ＭＡＣＤＲＣＩは、下落。目先の上昇基調はまだ維持しているが、勢いが鈍化しており、調整局面が近いことが予想される。

アメリカのＩＳＭ非製造業の指数は、1年ぶりの高水準であり、景気回復が、サービス部門にもおよんでいることを示している。ギリシャの債務削減の話し合いも進んでいるようで、欧州債務危機も一服というところだ。もっとも経済成長の見通しを下げ、安定成長を目指す方向を明らかにしたが、欧州危機の影響がこれからどれぐらい出てくるかは不透明だ。アメリカの日本も目先、日柄の調整になりそうな局面に入っている。しかし、中期長期のトレンドは、上向きであり、調整はあまり深くなく腰は強いのではないだろうか。