衆議院の予算委員会は経済問題に関する集中審議を行い、野田総理は円高やデフレ問題などへの対応にあたり、政府と日銀との連携を強化していく考えを強調しました。
「総理と白川日銀総裁が直接、個人的な信頼関係も含めて密に連携をとっていただく。定期協議をご提案したいと思いますが、お考えいかがでしょうか」(民主党・津村啓介 衆院議員)
「これからも頻度をどんどん高めながら、膝つきあわせてのコミュニケーションを図って、日本銀行としっかりと適切に、そして連携していく」(野田首相)
野田総理は、政府と日銀との関係についてこのように述べました。
また、自民党の中川議員の「過去の例では消費税を上げた後、税収が落ち込んでいる」という指摘に対しては、「同時に減税を行ったこともあり、それだけで相関関係は語れない」と反論しました。
(23日11:24)