坂本彰さんのブログ
アンケート結果発表 その２
続いて質問２について。
「株式投資であなたが躓いている部分、悩みなどを教えてください」
という質問でしたが、こちらは多かった意見が２つありました。
それは損切りと売買タイミングに関する意見です。
ほぼこれに関するコメントでしたので、悩みを抱えている人が
とても多いのだなと改めて感じました。
損切りについては先月、１月１６日の購入者通信でお渡しした
レポートについて書いたことに加えて、書いてみます。
コメントを読んでいて気が付いたのですが、塩漬け株を損切り
しなければいけないことは、書いている本人も気が付いている
ようです。
それでも行動できない辛さが語られていました。
アドバイスとして、自分の気持ちではなく数字を見て取引する
ことを優先させていきましょう。
過去の業績推移、利益額、ＰＥＲ、有利子負債など、株で大事
なのは感情よりも数字です。
そこで問題になるのが、
・損を確定させるのが怖い
・株価が元に戻るまで待つ
・頃合いを見て売却する
という過去を引きずる意識を捨てきれない部分です。
塩漬けや含み損を抱えて悩んでいるコメントが多いのですが、
業績を見て判断しているコメントは１名だけでした。
なぜか相場環境に目を向けていて、業績推移を確認して
いないようです。
ということは業績を確認していれば、あきらめがついていたの
では？と思います。
他にも、株価を見て売買タイミングを判断しているのかなとも
感じます。
そういうやり方をしていると心理的に高い株価の時に買い
（人気が出た時）株価が安くなると売りたくなる衝動に駆られ
やすくなりますから注意しましょう。
株式投資では株価よりも先に見ておくべき数字がたくさん
ありますので、それも確認しておきましょう。
後は投資経験の不足と保有期間にも関係があると思います。
個人個人の保有期間は私にはわかりませんが、結果を急ぎすぎて
いるように感じた意見もありました。
今日すぐに結果を出そうとはせず、長い目で見て企業の将来性を
冷静に判断してください。
この時も、根拠も実績もないのに大丈夫と結論付けることは
悪い結果を引きずることになります。
私から伝えられるアドバイスは、苦しい市況の時こそ、苦しい
ことの先に、新しい何かが待っているということです。
それは市況の回復であったり、あなたの投資スキルや経験が
上がることなどです。
売買タイミングについては改めて時間を設けてレポートを作成して
いこうと思います。
ある程度は作成したのですが、伝えたいことが多く完成度は50％
くらいでしょうか？
しばらくお時間をいただき、まとまった後、改めて報告させて
いただきますね。
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