大阪市役所で、橋下市長に押されっぱなしの労働組合が反撃に出た。
労働組合活動を問う職員向けアンケートの実施が不当労働行為だと、労働委員会に申し立てるらしい。
また、4月以降、組合が庁舎内の部屋を組合事務所に使う許可をしないという方針に対して、不許可処分が出れば、処分の取り消しを求めて裁判所に提訴する方針を固めたとのこと。
新聞は、今のところ、客観的に報じるだけで、組合を批判するでもなく、組合の味方をするでもない。
朝日新聞などは伝統的に左派的傾向があったが、最近はそうでもなくなっていて、公務員という労働者に対しても攻撃的である。
しかし、ここにきて、権力者と組合の闘争という構図になったとき、どういう論調を取るか。
いずれにしても、市民は組合に対して、冷たい視線を向けるだろうな。
最近は、格差社会が進行しているせいか、同じ労働者どうしが足の引っ張り合いをしているように見える。