安値で寄りついた後、高値を何度も試す展開。引け際にかろうじて反騰して8800円維持。
日足は、上髭付きの小陽線。下げを示唆しているように見える。が、30日の高値と安値が本日とほぼ同じで、2日分では同事線となる・・・。迷いの同事線と言える。
為替は、$76.2~76.3円あたりで攻防。ユーロ10.5円あたりだったが、引け後に上げた後反落。
いずれにしても、円高変わらずで、夜半には進行している。
海外市場は、中国は先週末の相場に戻し、ヨーロッパは小幅上げ、ダウなどは、高値から急落中。
以上、為替と海外市場の状況は余り良くない状態が続いている。
PICSでは、下げが目立つ。マクドナルドは豪ドル高続行で続落と見られ、アイダはこれからというところか。ソフトバンクはやはり続落でPICSが早すぎた。デンソーは利確失敗だが反騰を期待する。
明日は、小幅な値動きでまだ調整が続き、先週末の憶測は「はずれ」というか、期待はずれに終わりそうだ・・・。
メモ
大和証券グループがリストラ、TDKが東北3工場閉鎖。いずれも、赤字など決算予想が良くないためらしい。
TDKには個人的思い入れがあったこともありメモしたが、ハイテク産業自体の構造変化にもめざましいものがあるようだ。
ところで、年金問題は人口構成の高齢化で、ますます、複雑になっていくようだ。といっても、数十年後には自分は関係しないのだが。
いっそ、標準年金額を想定して、その原資分だけ保険料を納めたら、継続加入で高額支給を目指すか、保険料納入停止して標準額をもらうか、というような選択制にしたらどうだろうか。自給自足、利益者負担、で良いじゃないか。資本主義の世の中なんだから。それと、20年以上も働かないと年金がもらえないとか、65歳からしかもらえないとか、この変化の激しい21世紀の制度としては、保険としては魅力がない。若者に人気がないのも分かる気がする。