奥さんの帰りが遅いので、メール。
いつ帰るの?晩御飯どうする?
今から帰ります。晩御飯はカレーライスでお願いします。
奥さんが午後遅い時間の映画を見に行ったのだが....
もう30分くらいで帰るだろうが、帰るのを待っていると晩御飯が遅くなる。
自分でやるしかない。
お兄ちゃんにお風呂の掃除、お湯張りしてもらう。
早速、始める。
炊飯器の中は、空!
お米を入れたが、水の割合が分からないので、放置。
奥さんが帰ってきたらやってもらうことにする。
材料を確認。
ニンジン、たまねぎ、じゃがいもはある。
肉は、鶏がある。
使いかけのタマネギを取り出して、切ろうとすると、真ん中のお姉ちゃんが手伝いたいとのこと。
タマネギを切るのをやってもらう。
すると下の子が私も手伝いたい!
タマネギの皮むきをやってもらう。
その間に、ニンジンの皮むきをして、小さく切る。
下の子がタマネギの皮をむき終えて、まだやることはないと聞いてきたが、お風呂も沸いたのでお風呂に入ってもらう。
そうしている間に奥さんも帰ってきた。
ご飯炊きをお願いする。
じゃがいもの皮を剝き、切る。
鶏肉を切る前に包丁の刃を研ぐ。
鶏皮が案外硬くて、鈍っていると切れない。
鍋を暖めて、油を引いて、野菜、肉を炒める。
その後に多めに水を入れて、鍋に蓋。
沸騰するのを待って、中火で煮込む。
丹念にアクを掬う。
奥さんが付け合せにレンコンチップを揚げ始めた。
甘口のカレールーを投入。
更に弱火で煮込む。
もう一つの鍋を用意して、カレーを取り分けて、辛口を投入。
こちらは大人用だ。
煮込んでいる最中に、真ん中のお姉ちゃんに大人になったら料理を作って食べさせてくれる?って聞いてみる。
いやだー面倒くさい。○ちゃん(下の子)が作ってくれるよと逃げる。
下の子は、絶対嫌ーとのこと。
そうこう話している内に、カレーが出来上がる。
下の子は、待ち疲れたのか、寝てしまった。
みんなでテーブルを囲んで、カレーライスを食べ始める。
おいしいねと真ん中のお姉ちゃん。
奥さんは大きめに切って歯ごたえがあるワイルドな感じが好きみたいだが、子供たちには、小さめに切ってよく煮込んだ私の作るカレーの方が好評なのだ。
単純な料理しか出来ないが、休日は何食かごはんを作る。
奥さんもお休みが欲しいのだ。
まあ、家族平和のためには、何だってやる。
実際にはやれることしかやれないが、頼めば引き受けるという姿勢が奥さんを救うのだ。
今日も家族の笑顔のためにお父さんは戦う。
会社でも家庭でも株式市場でも!