私がネット関連がテーマ化されると考える、もう一つの理由を皆様にお伝えしておかねばなりませんね。
ネット関連銘柄への注目は、電通の発表にもありましたとおり、ネット広告事業の急速な成長が根底にあります。
テレビや新聞がその影響力を微減させる中で、ネット広告業界は24%の成長を成し、雑誌の影響力を抜いたのですからね。
しかしこれは実体経済での話であり、マーケットにおける株の需給においては、テーマ化する要因には、少々力不足であると言えましょう。
テーマ株相場が発生するには、株の需給において需要が供給をはるかに上回る事態が必要です。
しかし私の株式投資の経験上、株の需要が伸びるときには供給も、大抵の銘柄で増大するものでございます。
このような相場の中での一時的な株主は、決して長期投資などしないのでございます。
テーマ株は所詮、長くて数年の株価高騰で終わるのが過去の相場でした。
株価の高値維持は企業も望むところなのに、なぜこのようなことになってしまうのでしょうか?
今までのテーマ株は、投資家の関心を、株価の値動きでしか捕まえられなかったからでございます。
IR活動を通して投資家の関心を持続しようと考えても、その頻度には限度があるのです。
短期売買主流のネット取引全盛の時代が、この問題をより一層際立たせてしまうのです。
さて、ここで私は、ネット関連企業に注目せざるを得ないのであります。
ネット関連企業は、企業IRのみに頼らない企業情報の発信を行えるので、投資家に飽きさせないからです。
それは例えばこのサイトで言えば、こういうことです。
私はこのサイトの機能が一つ増えることで、この企業の成長を実感できます。
私はこのサイトに面白い投稿がされることでも、この企業の成長を実感できます。
いかがでしょうか?
皆様は、ネット関連企業が長期投資家を育みやすい環境にあるとは思いませんか?