上場維持となる見込みも、
株価もまだ安定していないオリンパス。
現役および旧経営陣の責任が問われている。
さて、オリンパスの社名はギリシャ神話の神々が住むとされる山、
オリンポスから付けられた。(※1)
ちょっと浮気性な神様が住まう山。
おっかない女将さん気質の女神様が住まう山。
ところで、オリンポス山は、ギリシャの山だ。
(ギリシャが舞台のギリシャ神話だから、当たり前か…)
神話の国ギリシャの前政権は、巨額の財政赤字を隠し、ユーロ圏の国々を騙し、
神話の山を名乗る企業は、多額の損失を隠し、
株主をはじめ多くのステークホルダーを騙していた。
偶然とはいえ、なんという一致だろう。
(検索してみたが、ギリシャとオリンパスとの共通事項について触れたページがいくつもヒット。)
いくつものニュースにより、乱高下をしたオリンパス株。
聖なる山の名を持つオリンパスは、
山師の銘柄になってしまったのだろうか。
オリンパスと言えば、内視鏡で世界シェア70%以上で有名だが、
ICレコーダーも世界シェア70%近くある。
清い企業になって復活をして欲しい。私は関係者でも株主でもないが。
※1(PCサイト)オリンパスwebページより
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/history/about/