優良会社でもオリンパス、東京電力、問題点出てくるので投資しづらい。
というコメントを読者様からいただきました。
今回は、こういった問題企業を掴まない簡単な方法をお伝え
いたします。
同じような理由から、投資先へのリスクを気にしている方は、
是非参考にしてみてください。
これは私の経験則なのですが、こういった悪材料で新聞に掲載
される企業には、ある共通項があります。
それは・・・「有利子負債が非常に多い会社」になります。
有利子負債とは要するに借金のことですが、借金の多い会社に
投資していい結果が出たことはありません。
ちなみにオリンパスの場合、11年3月期の利益は73億ですが
有利子負債は7036億もあります。
東京電力の場合、2年に一回は赤字決算で有利子負債は8兆円を
超えています・・・。
つまり本業で利益が出ず、借金ばかりが増えている会社なのですが
これが続けばどんな企業だろうと倒産してしまいます。
普通、会社の資産売却やリストラなどで経費を切り詰めて利益を
伸ばす努力をするのですが、それでも黒字化しない場合、
悪い方向へ進みだす企業もあるのです。
もちろん、有利子負債が多い会社すべてがそうとは言いません。
あくまで私の10年の投資経験から出した個人的な意見ですが、
有利子負債の多い会社には手を出さない方がいいです。
反対に、有利子負債が少ない、もしくはゼロの会社は、儲かっている
会社と判断できますし、今まで堅実な経営をしていきた証明にも
なっていると判断しています。